初心者向け!ゴルフ完全ガイド。何から始めればよいかを網羅的に解説

「ゴルフに興味はあるけれど、何から始めればいいのかわからない…」そんな初心者の方は多いのではないでしょうか。道具選びに打ちっぱなし、いざコースに出るまでの流れや服装のマナーまで、最初は疑問だらけで不安もつきものです。でも大丈夫。このガイドでは、ゴルフ未経験者がスムーズに第一歩を踏み出せるように、必要な知識や準備、練習方法までをステップごとにわかりやすく解説しています。

ゴルファー風間

これを読めば、ゴルフを始めるハードルがぐっと下がるはずです

目次

ゴルフは何から始める?

・ゴルフを体験する

ゴルフを始めたいと思ったら、まずは実際にゴルフを「体験」してみることが第一歩です。いきなりクラブを買ったり、練習場に通い詰めたりする必要はありません。近年では、初心者向けの「体験レッスン」「初心者向けイベント」なども開催されており、道具もすべてレンタル可能な場合がほとんどです。

この体験の場では、プロやインストラクターが基本の握り方や姿勢を丁寧に教えてくれるので、「自分にもできそう」「思ったより楽しい!」という感覚を掴むことができます。体験してみることで、自分が本当にゴルフに興味があるかを確かめるよい機会にもなります。

また、知人や会社の先輩に誘われて、打ちっぱなしやショートコースに連れて行ってもらうのも良いスタートです。楽しみながら始めることで、自然と続けたいという気持ちが育っていきます。


・ゴルフの練習をしてみる

ゴルフに興味が湧いたら、次に大切なのは「練習」です。初心者にとっては、まず打ちっぱなし練習場でボールを打つ経験を重ねることが大切です。打ちっぱなしでは、一定の場所から何度も打つことができるので、スイングの感覚や当たり方、飛び方を少しずつ理解していくことができます。

最初は力加減やフォームに戸惑うかもしれませんが、少しずつ慣れていけば、ボールにしっかり当てられるようになります。ここで大切なのは、がむしゃらに打つのではなく、最初から正しいフォームを身につけようと意識すること。もし可能であれば、レッスンやスクールに通って基本を教わるのも非常におすすめです。

ゴルファー風間

「自己流でクセがつく前に、正しい基礎を覚える」──これが上達の近道です。


打ちっぱなしで練習するコツややり方についてはこちらの記事で解説してます!

・道具を揃える

ゴルフに継続して取り組みたいと思ったら、道具を少しずつ揃えていきましょう。とはいえ、最初からすべて新品で高価なクラブを購入する必要はありません。初心者向けのスターターセットや中古クラブなど、リーズナブルに始められる選択肢も豊富にあります。

最低限必要なのは「ゴルフクラブ一式(ドライバー、アイアン、パターなど)」「ゴルフシューズ」「グローブ」「キャディバッグ」です。また、練習用としては、最初に7番アイアン1本から始める人も多く、フォームを固めるには十分な選択肢です。

選び方がわからない場合は、ショップのスタッフやゴルフ経験者に相談するのが安心です。また、最近ではレンタルクラブや定額のクラブサブスクもあるため、最初はそれらを活用しながら、徐々に自分に合う道具を見つけていくのが現実的です。

初めての打ちっぱなし

・一人で行っても大丈夫?

打ちっぱなし練習場は、実は「一人で行ってもまったく問題ない」場所です。むしろ、黙々と練習したい人や、初心者が自分のペースでゴルフに向き合うのにぴったりな環境です。受付の仕方や打席の使い方も非常にシンプルで、はじめての方でもスタッフに聞けば丁寧に教えてくれます。

また、最近では「初心者歓迎」と掲げている練習場も増えており、レンタルクラブやシューズが用意されているところも多いです。周りを見ても、上級者から初心者までさまざまなレベルの人が練習しており、「一人だから浮いてしまう」といった心配は無用です。

不安がある場合は、まずは平日の日中など比較的空いている時間帯を狙って行ってみると、よりリラックスして練習できます。

ゴルファー風間

むしろ打ちっぱなしは一人で来られている方がほとんどです。安心して打ちっぱなしを活用しましょう!


・打ちっぱなしの注意点

打ちっぱなし練習場を初めて利用する場合、いくつかの基本的なマナーや注意点を知っておくと安心です。まず、打席内でのクラブの素振りは、周囲に十分注意して行いましょう。前後左右に人がいる可能性があるため、クラブが当たらないように気を配ることが大切です。

また、打席の順番は自由なことが多いですが、混雑時には譲り合いの精神を忘れずに。打席に入ったら、クラブやバッグはコンパクトにまとめて邪魔にならない場所に置きましょう。練習の際は、無理に力いっぱいスイングするのではなく、正しいフォームを意識することが重要です。

さらに、打ちっぱなしでは「アイアンで打つ→球が浮かぶ→気持ちいい!」という感覚に夢中になりがちですが、目的を持って練習するよう心がけましょう。


・打ちっぱなしでの持ち物

打ちっぱなし練習場に行く際の基本的な持ち物は、以下の通りです。

  • グローブ(手の滑りを防ぎ、マメを予防します)(*)女性は両手グローブの人も多いです!
  • 動きやすい服装(ポロシャツやジャージ素材などが理想)
  • スニーカーゴルフシューズがなくても可。ただし滑りにくい靴がおすすめ)
  • 飲み物(長時間練習する場合は水分補給が大切
  • タオル(汗拭きやクラブの汚れ拭きに)

クラブがない場合でも、多くの練習場ではレンタルが可能です。初回は7番アイアン1本だけを借りて、軽く30分ほどボールを打ってみるのが無理なく楽しめるコツです。必要以上に用意しすぎず、まずは「気軽に体験してみる」ことを意識するとよいでしょう。

初めてのゴルフコース

・ゴルフの一日の流れ

初めてゴルフ場に行くと、その一日の流れに戸惑う方も多いかもしれません。一般的なゴルフの流れは以下のようになります。

まず、スタート時間の1時間前にはゴルフ場に到着するのが基本です。受付を済ませたら、ロッカーで着替えをしてクラブを預けます。その後、スタート前に練習場で軽く体を動かしたり、パター練習グリーンで感覚をつかんでおくと安心です。

プレーは通常、前半9ホール(OUT)、休憩(昼食)、後半9ホール(IN)という構成で、1ラウンド18ホールです。1日かかることが多いため、スケジュールには余裕をもたせましょう。プレー終了後は、クラブ清掃・入浴・精算といった流れになります。

ゴルファー風間

ゴルフの一日の流れをまとめるとこのようになります!

  • ゴルフコースへ到着 
  • クラブハウスの受付でチェックイン
  • ロッカーでプレーする服装に着替える
  • ラウンド前のウォームアップ、練習、ラウンドの準備(練習グリーンでパターの練習やゴルフレンジで練習)
  • 前半ラウンドスタート
  • 前半ラウンド終了
  • レストランにて昼食休憩
  • 後半ラウンドスタート
  • 後半ラウンド終了
  • 大浴場にて汗を流し、着替える
  • ゴルフコースへチェックアウト、支払い
  • ゴルフクラブを受け取って帰宅

ゴルフはプレー以外の所作やマナーも含めて楽しむスポーツ。初めてでも、流れを知っていれば安心して挑戦できます。


・ゴルフコースの持ち物

コースに出るときは、打ちっぱなしとは違い、持ち物の準備もやや多くなります。主な持ち物は以下の通りです。

  • ゴルフクラブ一式(レンタルも可能)
  • ゴルフシューズ(滑りにくいスパイクタイプがおすすめ)
  • グローブ
  • ボール(初心者は10個以上持っていくと安心)
  • ティー(ロングとショートの2種類あると便利)
  • グリーンフォーク・マーカー
  • タオル(汗拭き用、クラブ拭き用など数枚)
  • レインウェアや帽子(天候の変化に備えて)

・ゴルフコースでの服装

ゴルフ場はスポーツでありながら、一定のドレスコードがある場所です。多くのゴルフ場では、襟付きのシャツ(ポロシャツなど)やチノパン、ゴルフスラックスが基本スタイル。Tシャツやジーンズ、サンダルなどは原則としてNGです。(*)近年はカジュアル化が加速しており、ドレスコードが年々緩くなっている傾向がありますが、初心者の方は無難な格好をするのがおすすめです。

また、女性の場合もカジュアルすぎないウェアが好まれます。ゴルフ用のスカートやキュロットも人気ですが、露出が多すぎるスタイルは避けましょう。靴はゴルフシューズが基本で、プレー中の安全性やグリップ力を考慮して選びましょう。

季節に応じて、夏は通気性の良い素材、冬は防寒ウェアを工夫することもポイントです。帽子やサングラスで日差し対策も忘れずに。


・初めてのゴルフのスコアは?

ゴルファー風間

初ラウンドでスコアを気にしすぎる必要はありません。

初心者のうちは「全ホール回りきる」こと自体が一つの達成です。スコアの目安としては、120~150くらいで回れたら十分健闘と言えるでしょう。

上手な人と比べて落ち込むのではなく、「ナイスショットが1回でも出ればOK!」くらいの気持ちで臨むことが大切です。また、ゴルフには「初心者のためのルール緩和」や「空振りは打数に数えない」といったローカルルールもあるため、気軽に楽しんでください。

最初からうまくいく人はいません。回数を重ねることで、少しずつスコアやマナーも身についていきます。

初めてのゴルフレッスン

・レッスンは受けるべき?独学との違い

ゴルフを始めたばかりの方の多くが「レッスンを受けるべきか、それとも独学で練習すべきか?」と悩みます。結論から言うと、初心者ほどプロの指導を受ける価値があります。独学での練習は、誤ったフォームや癖がつきやすく、それを後から修正するのは非常に大変です。

レッスンでは、スイングの基本や体の使い方、クラブの持ち方や構えなど、基礎から順序立てて学べるため、正しいスタートを切ることができます。プロの目で自分の動きを客観的にチェックしてもらえるのも大きなメリットです。

もちろん、すべての上達がレッスン頼りになるわけではありませんが、「最初の土台作り」はレッスンが圧倒的に効率的です。特に何を練習すればいいかわからない初心者にはおすすめです。


・どんなレッスンがある?選び方のポイント

ゴルフレッスンには、大きく分けて「個人レッスン」「グループレッスン」「スクール形式」「オンラインレッスン」などがあります。それぞれに特徴があり、自分に合ったスタイルを選ぶことが上達への近道です。

  • 個人レッスンは、マンツーマンで指導を受けられるため、自分の課題にしっかり向き合えます。短期間で成果を出したい方におすすめです。
  • グループレッスンは、数人の仲間と一緒に受けるスタイル。費用が抑えられるうえ、他の人の指導を見ることで学びも深まります。
  • ゴルフスクールでは、継続的にカリキュラムに沿って練習できます。レベルに応じたクラス分けがあるところも多く、初心者向けの環境が整っています。
  • オンラインレッスンも近年人気で、自分のスイング動画を送ってフィードバックをもらう形式です。忙しい人や通うのが難しい方に最適です。

レッスン選びでは「講師の経歴」「レッスンの内容」「立地・通いやすさ」「料金体系」を比較検討しましょう。


・レッスンの前に知っておきたいこと

初めてのレッスンを受ける前に、いくつか知っておくと安心なポイントがあります。

まず、レッスンに必要な持ち物ですが、多くのスクールではレンタルクラブがあるため、最初から一式揃える必要はありません。動きやすい服装とゴルフシューズ(なければスニーカーでも可)、グローブがあれば十分です。

また、「上手にできないと恥ずかしい」と思いがちですが、レッスンは「できない前提」で行われるもの。失敗して当然です。むしろ早いうちに間違いを見つけて修正してもらうのが目的なので、堂々と臨みましょう。

レッスンの内容は基礎が中心ですが、事前に「何を知りたいか」「どんな悩みがあるか」を整理しておくと、より効果的な時間になります。

まとめ

ゴルフを始めるには、特別なスキルや経験は必要ありません。まずはゴルフに触れてみることから始まり、打ちっぱなしでの練習や道具選び、コースデビューへと少しずつステップを踏めば、誰でもゴルフライフを楽しめるようになります。

初めは不安や緊張があるかもしれませんが、事前に正しい知識を身につけておけば安心です。本記事を参考に、自分のペースでゴルフの魅力を体験していきましょう。ゴルフは、年齢や体力に関係なく長く楽しめるスポーツ。

ゴルファー風間

今日があなたのゴルフライフのスタートです!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次